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6月はシベリウスの交響曲4番、
トスカ、惑星と普段あまりやらない曲を
やらせてもらってとても良い機会でした。
7月に入っての最初の週は
オールフランスプログラム。
世界的指揮者ステファン·ドゥネーヴで
彼の得意とするシャブリエ、ルーセル、イベール、プーランクのプログラムでした。
最初から最後まで彼の音楽に対する
情熱が途絶えることなく
自分のスマホで訳しながら
教えて頂きました。
人は大声で笑うときもあるが
大声で笑いながら泣くときもある、
また顔を覆って泣くときもある
笑うという一つのワードを持っても
様々な感情があり、
それを一つずつ情景を思い浮かべながら
曲のイメージをすることは
とても大事だと仰ってました。
またトレモロ、トリルも最初に弓を使いすぎない最後までしっかりトレモロ、トリル
すること、フレーズが途中で
不自然に切れないこと、休符のエネルギーに
意識を向けること、モーツァルトの音楽とは全く違うことをまずは意識することなどなど。
まるでプーランクと長年の友人であるかの
ように彼の人物像について
詳しく話してくれて、
譜読みでいっぱいいっぱいにならず
好奇心も尊敬心を持って
丁寧に見なきゃいけないなぁと
思いました。